ドネツク地方で続く激しい攻防

ロシア軍は何カ月にも及んだ戦いの末、2月にウクライナ東部ドネツク州のアウディーイウカからウクライナ軍を追い出すことに成功し、現在はドネツク地方での進軍に力を注いでいる。アウディーイウカをめぐる戦いは長期にわたり多数の死傷者を出し、またかなりの資源が費やされたことから「肉挽き器」と呼ばれた。アウディーイウカは、近くにあるロシア占領下のドネツク市への「玄関口」と言われている。

ウクライナ軍がアウディーイウカから撤退して以降、ロシア側はネベルスケ、オルリウカ、クラスノエやイバニフスケをはじめとする数多くの村を制圧したとしている。

ウクライナ軍参謀本部は3月28日、ウクライナ軍がドネツク地方のベルディチ、セミニウカやネベルスケの集落近くでロシア軍からの14回の攻撃を撃退したと述べた。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます