不敬罪の改正を公約にしただけで党解散の危機

前進党は不敬罪の改正を公約に掲げたというだけで、解散を迫られる可能性さえある。王室がこれほどまでに神聖で、不敬罪の起訴が棄却されることがほとんどないことを考えれば、タクシンが例外になる理由はない。

タイ・エンクワイアラー紙は社説で、タクシンの恩赦と仮釈放の可能性は、近年の政治闘争の過程で投獄された全ての人に対するものと一致しなければならないと主張している。王政支持派もタクシン派も、不敬罪に問われたデモ参加者も同じだ。

「政治闘争に巻き込まれた人々を無視してタクシンに恩赦を与えれば、タイの司法は選択的で、政治的な所属や影響力によって適用が変わるという批判を裏付けることになる。正義と民主主義を守るはずの制度に対する国民の信頼をさらに損なうだろう」

From thediplomat.com

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