「おお、英雄的な抵抗者たちよ、きみたちは残虐な占領者と戦っている。これはきみたちが使命を果たすべき時であり、きみたちの戦いだ」と、ヌジャバ運動の指導者はメンバーに報復を呼びかけた。「アメリカとその手先、同盟国、権益に報いることで、殉教者たちの流血に対するわれわれの復讐を果たそう」

ヌジャバ運動はまた、イスラム教スンニ派のモハメド・スダニを首班とするイラクの現政権にも最後通告を突きつけた。

「イラク政府が(米政府に対し)断固たる態度を取らないのなら、神の意志によって、われわれはそれに報いなければならない。明白な罪を罰しなければ、何が待ち受けているか、彼らは思い知らされるだろう。われわれの忍耐はもはや限界に達した。当然の報いを待つがいい。われわれはしかるべき時に、しかるべき場所でそれを行う」

 

本誌は米中央軍とイラク人員動員隊にコメントを求めている。

米軍基地を攻撃「抵抗の枢軸」

カタイブ・ヒズボラとヌジャバ運動は、「イラクのイスラム抵抗運動」という組織にも加わっている。さらに「イラクのイスラム抵抗運動」は、アメリカとイスラエルを標的とする、イランの支援を受けた中東各地の武装組織のネットワークである「抵抗の枢軸」に属している。昨年10月7日にイスラム組織ハマスの奇襲攻撃を皮切りにイスラエル軍がガザに報復攻撃を開始し、今に至るまで4カ月、記録的な死者が出し続けているが、ガザにおける戦闘開始直後の10月半ばから、「抵抗の枢軸」はイラクとシリアの駐留米軍を標的にロケット砲とドローンでたびたび攻撃を行ってきた。

「イラクのイスラム抵抗運動」に属するもう1つの武装組織「アシャブ・アルカーフ」も米軍の攻撃に対する報復を誓い、「報復の目覚まし時計をセットせよ。その分針はミサイルで、秒針はドローンだ」とメンバーに呼びかけている。

「イラクのイスラム抵抗運動」も、イエメンの武装組織フーシ派と同様、イスラエルに対する一連の攻撃について犯行声明を出している。フーシ派は、紅海とアデン湾を航行するイスラエルと関係する貨物船を狙って、一連の攻撃を行ってきた。これに対し米英軍はイエメンのフーシ派支配地域に報復攻撃を実施、直近では2月6日に空と海から数十カ所の拠点を爆撃した。

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