米議会でウクライナへの追加支援の審議が難航するなか、ロシア軍は新たな攻勢に出て、消耗が激しいウクライナ軍への圧力を強めている。西側のアナリストらは、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝アウディーイウカに猛攻を続ける一方で、ロシアと国境を接する東部のハルキウやルハンスクでも攻勢を強めているという。
ウクライナの情報機関を率いるキーロ・ブダノフ少将は1月30日、ウクライナのメディアに対し、ロシア軍はハルキウ州とルハンスク州の境界近くにあるゼレベツ川への到達を目指しており、その後西方に進軍する見通しだと述べた。
アントニー・ブリンケン米国務長官は、1月29日にNATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長と行った共同会見の中で、米議会がウクライナへの追加軍事支援を承認しなければ、「我々が支援し、ウクライナが達成してきたこと全てが台無しになる危険がある」と述べた。
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