共和党全国委員会(RNC)は来週、トランプ前大統領を党の推定大統領候補として宣言する案を検討する。RNC委員でトランプ氏に近いデービッド・ボッシー氏が25日、決議案を配布した。ラスベガスで来週開かれるRNC冬季会合で採決される可能性がある。

決議案が承認されれば、RNCはトランプ氏を推定大統領候補として宣言し、本選に向けた体制に全面的に移行するという。

トランプ氏の対抗馬、ヘイリー元国連大使は今週、共和党候補指名争い第2戦の東部ニューハンプシャー州予備選で2位に終わったものの、指名争いから撤退しないと表明。トランプ氏や関係者はヘイリー氏への圧力を強めていた。

ただ、トランプ氏はSNS(交流サイト)への投稿で、自身を推定候補とする計画をRNCは進めるべきでないとし、有権者の投票による指名獲得を望むと述べた。

党の選挙プロセスを統括するRNCの委員による投票は、ヘイリー氏に対する撤退圧力を強めることになる。だが、ヘイリー陣営は声明で「RNCが何を言おうと関係ない。誰が党の候補者になるべきかは全米の数百万人の共和党有権者が決めることだ」と一蹴した。

RNCの広報担当者によると、ボッシー氏の案はRNC決議委員会で取り上げられ、採決を行うかどうか委員が決定する。

[ロイター]
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