<オーストラリアに住む人物が、自宅内で巨大なバッジハンツマンスパイダーを発見。毒はさほど強くなく、益虫と見なされているという>

体内に卵を抱えた巨大な毒グモが、玄関の横にある小さな窓の近くに潜んでいるところを発見された。発見者であるこの家の家主は「子供用のサッカーボールくらい」の大きさだと語り、その姿を撮影してSNSに投稿。ネットでは恐怖の声が上がったものの、発見者は自分の家にとどまるのを許すことにしたという。

■【写真】「子供用サッカーボールくらい」 室内で発見された巨大な毒グモの衝撃的な姿

「レディット」ユーザーの「Bakers_eggs」は、オーストラリア南東部、メルボルンのすぐ北にある町ワランの自宅で巨大なクモを発見し、その種類を知りたくて写真をアップロードした。

このクモは後に、オーストラリア全土に生息するアシダカグモ科の毒グモ「バッジハンツマンスパイダー」であることが判明した。毒を持ってはいるものの、人体への危険性はあまり大きくないとされる。ただし、激しい痛み、腫れ、発汗、吐き気、嘔吐が続く場合は医療機関に行くことが推奨される。

バッジハンツマンスパイダーの毒は弱く害虫駆除に役立つ

オーストラリア以外に暮らす人にとっては衝撃的かもしれないが、Bakers_eggsは12月19日の投稿で、このクモは害虫駆除に役立つため、家にいてもらうことにしたと報告している。本誌の取材に対し、「バッジハンツマンスパイダーは臆病だし、ゴキブリなどを食べてくれるため、家で飼うのに適している」と話している。「好きな場所にいてもらうつもりだが、今朝は見当たらなかった」

Bakers_eggsはレディットで、このクモは体内に卵を抱えており、「子ども用サッカーボールほどの大きさ」で、重さは340~400グラムくらいありそうだと説明している。

オーストラリア害虫管理者協会(AEPMA)によれば、バッジハンツマンスパイダーは、ゴキブリのような大型の昆虫を捕食するため、有益な虫と見なされている。

バッジハンツマンスパイダーになじみがない人は、タランチュラと混同するかもしれないが、脚で見分けることができる。バッジハンツマンスパイダーの脚は、カニの脚のようにねじれて前を向いている。体長15センチくらいまで成長することがあり、脚には目立つトゲがあるが、ほかの部分は滑らかな毛に覆われている。

オーストラリア害虫管理者協会はこのクモについて、「彼らは通常、岩や樹皮の下などに隠れて暮らしている。人が出くわすのは、納屋やガレージなど、邪魔されにくい場所が多い」と述べている。「防御のために噛むことで知られているが、健康な人にとって危険なクモだとはあまり見なされていない」

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「家ごと燃やし、さらに、空爆を頼むべきだ」
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