英シンクタンク「王立国際問題研究所」のキア・ジャイルズ上級顧問研究員は本誌に対して、ギルキンが本当にプーチンの対立候補ならば「立候補が許されるはずがない。立候補が許されるかどうかは、プーチンの裁量に委ねられている」と指摘する。

「彼の名前が実際に候補者リストに記載されたとすれば、それは次の2つの理由のうちどちらかだ。ありもしない民主主義を演出する見せかけの選択肢としてか、あるいはロシア政府がギルキンの獲得票数を屈辱的なほど少なくして彼の評判を落とすためだ」

だがジャイルズは、ギルキンがプーチンに批判的な立場を取りながら、極右の武装集団の支持も維持するというかつての立場に戻ることが許される可能性はきわめて低いとも指摘した。

「プーチンは、再びプリゴジンのような人物が出るリスクを許さないはずだ」

  <画像>拘留施設で殴られた後、とされるギルギンの顔
【関連記事】