オープンAIの今後の方針は?

暫定CEOのムラティは、かつてテスラでモデルXと自動運転プログラム「オートパイロット」の開発に関わり、その後、拡張現実(AR)の開発に数年間携わった後、2018年にオープンAIに入社した。

マスクは同じ年にオープンAIから離れているが、ムラティはテスラ時代に吸収したマスク流のAI観を今も持っていると考えていいだろう。ビジネス誌ファスト・カンパニーの記事で彼女はこう語っている。

「現実社会との接触がない真空の中でも、テクノロジーの進歩は可能だろう。しかし、問題は正しい方向に進んでいるかどうかだ」

IT業界情報サイトの報道によれば、ムラティが17日、同社スタッフに発した最初の言葉は、出資元であるマイクロソフトとの関係は「安定している」だったという。投資家にとっては、ひと安心といったところだ。

©2023 The Slate Group

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます