藤島に代わる新社長には、所属タレントで最年長の東山紀之が就任したが、東山自身にも性加害疑惑が指摘されていることを考えると、適任ではない。

事務所の新しい舵取り役は、これまで事務所と関わりがなく、あらゆる加害やハラスメントを指摘されていない人物に任せなくてはならない。

「ジャニーズ」という社名も変更する必要がある。ジャニー喜多川がもはや日本の音楽業界の指導者ではないとはっきり示すためだ。そして、事務所と契約しているアーティストやダンサー、俳優は全て、ほかの芸能事務所に移籍する機会を与えられるべきだ。

これらの措置を実行に移すことによって初めて、ジャニーズ事務所は自らが引き起こした痛みと苦しみを実感し続けることができる。

日本の音楽業界を支配していたジャニーズ王朝は、ついに崩壊した。いま求められているのは、その誤りを正して、同じことが二度と繰り返されないようにすることだ。

    

記者会見

【ノーカット】ジャニーズ事務所が会見 新社長の東山紀之氏、ジュリー氏、井ノ原快彦氏らが出席(2023年9月7日)| TBS NEWS
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