<この6月、ワケあって、変態的、いやマニア心をくすぐるスマートウォッチやワイヤレスイヤホンが発売された>

ワイヤレスイヤホンをすぐになくしてしまうから、使っていないときは絶対に忘れないような場所にしまえるといいな、例えば、腕時計の中とか......。そんなふうに思ったことのある人が世の中にどれだけいるか分からないが、ニッチなニーズというのは確かにあるものである。

そして、そんなニーズに応えてくれるのは意外なメーカーかもしれない。ファーウェイ(華為)がこの6月、スマートウォッチやイヤホンなどの新製品を一気に日本市場に投入したが、ありあまるエンジニア・パワーを振り回し、ニッチでユニークな製品を抜群の完成度で作り上げている。

ファーウェイは中国通信機器・端末の大手。日本ではコストパフォーマンスの高いスマートフォンメーカーとして知られるようになったが、2020年を最後に日本市場ではスマートフォンの新製品を発表していない。米国の制裁により5G通信対応ができないこと、グーグルプレイストアやグーグルマップなどのグーグル関連アプリ、サービスのインストールができないことが背景にある。

それでも、日本市場から撤退したわけではなく、スマートフォン以外の製品を日本に投入しているのだが、いい意味で「変態度」の高い、マニア心をくすぐるモノがそろっている。今年の新製品はユニークなスマートウォッチが目立つ。

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洗練されたデザインの「HUAWEI WATCH Buds」。よもやこの中にイヤホンが格納されているとは...

まずは、「HUAWEI WATCH Buds(ファーウェイ・ウォッチ・バッツ)」。スマートウォッチの中に小さなイヤホンが格納されているという、スパイ映画にでてきそうなギミックで話題になった。日本では今年3月にクラウドファンディングで販売したところ、高く評価されて一般発売へとこぎつけた。

時計の中からイヤホンが出てくるというギミックだけでお腹いっぱいになるが、小型イヤホンでも操作しやすいよう、耳の周辺部分をダブルタップすることで音楽の再生や一次停止ができるといった独自の機能も搭載されている。

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イヤホン本体だけでなく、耳介や耳の前の部分に触れるだけでタッチ操作ができる

■HUAWEI WATCH Buds
※Amazonでも販売中。商品ページはこちら

通常価格:71,280円

カラー:カーキ/本体サイズ:47mm×47.5mm×14.99mm/ケース材質:ステンレススチール/バンド材質:22mm本革ベルト/センサー:6軸慣性センサー(加速度センサー、ジャイロセンサー)、光学式心拍センサー5.0、環境光センサー、ホールセンサー、静電容量センサー、骨伝導センサー(VACC)/対応OS:Android 7.0およびそれ以降、iOS 9.0およびそれ以降/スマートウォッチのバッテリー持続時間:通常使用の場合3日間

「これは絶対売れないですよ」まさかの自社製品下げ発言
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