クリミア・チタンはかつては東ヨーロッパ有数の二酸化チタンの生産工場だったとされる。二酸化チタンは塗料や日焼け止めや医薬品、食用色素に使われる化学物質だ。だがEUは昨年、発癌性があるとして二酸化チタンの食品添加物としての使用を禁じている。

キーウ・ポストによれば、クリミア・チタンに環境汚染のリスクがあるのは「有名な話」だ。ニューヨーク・タイムズは2018年、有毒物質を含む貯水池から有毒な亜硫酸ガスが漏れてきて、地元当局が周辺住民の子ども4000人を避難させたと伝えている。

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