トルコで14日実施された大統領選は現職エルドアン大統領(69)と野党統一候補クルチダルオール氏の接戦となっており、28日の決選投票に進む見通しとなった。

エルドアン氏は開票作業の早い段階で大幅なリードを得ていたが、開票が進むに伴いリードが縮小。選挙は国政を20年間率いてきた同氏の信任投票と位置付けられており、結果判明が遅れる見通しとなった。

トルコメディアが伝えたアナトリア通信の開票速報は開票率約80.5%の段階でエルドアン氏の得票率が50.43%、クルチダルオール氏が43.77%となっている。事前の世論調査では総じて、僅差の戦いが予想されてきた。

エルドアン氏はロシアのプーチン大統領と密接な関係があることから選挙結果はトルコが加盟する北大西洋条約機構(NATO)やロシアなどから注目されている。

同氏は巨大プロジェクトによってトルコを近代化し、軍需産業でも存在感を発揮する主要な新興国に引き上げたが、低金利政策でインフレが高騰するなど不安定な経済政策には批判も集まる。

同時に行われた議会選挙では、トルコ紙ハベル・テュルクの開票速報によると開票率約70%の段階でエルドアン氏の与党連合の得票率が51.43%と、野党連合の33.93%を上回っている。

[ロイター]
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