記録的豪雨に見舞われている米カリフォルニア州では10日、停電や洪水のほか土砂崩れで高速道路が寸断され、一部では地域全体に避難命令が出される事態となった。

米国立気象局(NWS)によると、多くの地域で猛烈な風が観測され、今後も南部を中心に大雨もしくは豪雨が予想されている。

電力状況を示すサイトのデータによると、10日昼時点で18万の世帯と企業が停電中。

ニューサム知事は、これまでに少なくとも17人の死亡が確認されたと述べた。

ベンチュラ郡消防局のバリー・パーカー氏は「今回の暴風雨は発生時間が長いという点で通常と異なっている。これまでの雨が激しかったため地面がずっと飽和状態になってより多くの洪水が発生し、より多くの救助が必要となった」と述べた。

被害の多くは、ロサンゼルスの北西約160キロにあるサンタバーバラ市周辺に集中。この地域では太平洋に向かって急な山裾が傾斜している。

海岸近くでは、州の北部と南部を結ぶ主要高速道路である101号線が閉鎖され、再開のめどは立っていない。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2023トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
【動画】ヘンリー王子夫妻の住むセレブ住宅街も水浸し