ラスキンはさらに、調査委員会は「慎重かつ保守的」に、トランプを刑事責任に問うべきだと勧告することを決めたと述べた。トランプが問われる罪は、暴動の扇動、議会の妨害、米国に対する詐欺の陰謀、虚偽陳述の陰謀だ。

司法省が勧告に応じる義務はなく、トランプはまだ起訴されていない。

ラスキンは、トランプの起訴は「万能の解決策」ではないと述べ、全米に広がる「独裁主義の原始的な力」を押し返すため、もっと努力が必要だと語った。

ラスキンはまた、特別委員会が提示した最も重要な証拠として、トランプ政権の大統領首席補佐官マーク・メドウズの側近だったキャシディ・ハッチンソンの証言を挙げている。ハッチンソンは6月の公聴会で、暴動当日の様子を説明していた。

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「暴動はこの病人たちがでっち上げたものだ」

トランプは無実を主張し、特別委員会は政治的な動機で調査を行ったと非難している。報告書の発表後、トランプは自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した動画の中で、特別委員会は「私が議事堂での暴動を意図した、あるいは望んだという証拠を一片たりとも提示しなかった」と反論した。

「真実は、特別とは名ばかりの特別委員会が、その虚偽の報告書において言及しなかったところにある」と、トランプは訴えた。

「抗議の数日前、全関係者の安全を確保するため、私は1万から2万の州兵を配備するよう求めた......暴動など存在しなかった......この病人たちがでっち上げたものだ」

トランプは以前にも、暴動が起こった際の安全を確保するため、議事堂に兵士を派遣するよう求めたと述べていたが、政治家の発言を検証するサイト「ポリティファクト」によれば、それを裏づける証拠は見つかっていない。

(翻訳:ガリレオ)

【映像】Truth Socialへの投稿で無実を訴えるトランプ