Nonfiction

221220p56_OSB_15.jpgあり得ないこと/トラウマ、真実、そしてアメリカ民主主義の試練(ハーパー・コリンズ刊)

ジェイミー・ラスキン・著

著者は米連邦議会の民主党下院議員。タイトルにある「あり得ないこと」の第1は、もちろん2021年1月6日に起きた連邦議会議事堂の襲撃事件だ。本書ではその衝撃の舞台裏を克明に描いている。

だが著者には、それ以前にも「あり得ないこと」が起きていた。愛する息子に先立たれたのだ。男の政治家はあまり感情を表さないものだが、著者は率直に息子を失った悲しみを語り、アメリカ民主主義の将来も憂えている。

『ホワット・イフ? 2』