ウォーシュはまた、生き馬の目を抜く競争社会で生き残るすべを知る特別な才能の持ち主でもある。彼は効果的に人脈を築き、不用意なミスを犯さない。

一挙手一投足が注目される現在の立場の厳しさについて、本人も「自分の言葉の囚人」になるのは苦しいことだと語っている。だが上院の承認という最後の難関を乗り越えれば、地球上でごく一部のリーダーしかさらされない注目を浴びることになる。

「ワシントンで友人が欲しいなら犬を飼え」という有名な警句がある。「厳しい競争社会なので、人間の友人はできない」という意味だが、実はウォーシュと妻はペット健康産業に巨額投資を行っている。飼い犬にちなんでTAWベンチャーズと名付けられた夫妻の投資会社は、あるペットフード会社に約350万ドルを投資した。いつも賭けにヘッジを忘れない男だ。
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