<MI6のブレイズ・メトレウェリ長官は、サイバー攻撃や偽情報が飛び交う「平和と戦争の間の空間」での戦いを警告している>

[ロンドン発]トランプ米政権がウクライナ戦争のクリスマス和平を急かす中、英秘密情報部(MI6)史上初の女性長官に就任したブレイズ・メトレウェリ氏(48)は12月15日、初の公式演説で「攻撃的・拡張主義的かつ歴史修正主義的」なロシアがもたらす深刻な脅威を改めて指摘した。

【動画】MI6史上初の女性長官、ブレイズ・メトレウェリ

「ウラジーミル・プーチン露大統領は西側の支援が永続的だということを疑うべきではない。ウクライナのために西側がロシアに加える圧力は持続される。ロシアが世界に混乱を広げているのは外交上の失敗(バグ)ではなく、最初からそうするよう設計された作戦(仕様)だ」

「プーチンが自身の計算を変えざるを得なくなるまでこの状況は続くと覚悟すべきだ」と持久戦を説く。英国はクレムリンの情報戦を担う複数のロシア組織に制裁を科している。中国企業2社も無差別サイバー活動で制裁されており「中心的な変革が起きている国」と警戒を促した。

新たな脅威に対処する人とテクノロジーの重要性