従来の日本の「継承者たち」との違いは?

孫氏はグローバル市場において投資家と見なされているし、村上氏は当初から投資で巨額の資産を作った人物である。

彼らの子女という、従来とは全く異なるタイプの投資家が台頭しているという現実は、これまで実業を中心に資産の継承が行われてきた日本社会の産業構造が、金融主導・資本主導の構造に転換していることをうかがわせる。

彼らの活動は、従来型思考からなかなか抜け出せなかった日本の産業界や資本市場に風穴を開ける可能性がある一方、もはや埋めようのない格差社会が到来していることも同時に物語っている。

【関連記事】 東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り 「安い国」になった日本の現実は、日本人にとって幸せなことか
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます