ウォルダーによれば、プーチンは東ドイツが崩壊した時に、東ドイツで(スパイとしての)任務についていた。そしてソ連に戻った後の1991年、今度はソ連が崩壊した。「彼はそのことを、ほぼ挫折のように捉えているのだと思う」と言う。「プーチンは、旧ソ連が隆盛を極めた1950年代と60年代のロシアで育った。その頃のロシアを取り戻したいのだと思う」

国連は、ロシア軍によるウクライナ侵攻で、これまでにウクライナの一般市民少なくとも102人が死亡したと発表した。だがある国連関係者は、ウクライナ側で出ている犠牲者の実際の数は「それよりもずっと多い」可能性が高いと述べている。また、ロシア側の進軍を受けて国外への避難を余儀なくされたウクライナ市民は、40万人を超える。

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