シュトリットマターはその一例として、中国の人気アプリWeChat(微信)で、北京で開かれる詩の朗読会に行く話をした後、2人の友人が逮捕されたという出来事を挙げた。香港の支援を目的とした詩の朗読会だった。
「結局、彼らは詩の朗読会に行くことができなかった」とシュトリットマターは続けた。「彼らはその途中で逮捕された。WeChatでの会話が原因であることは明らかだ」
米国務省の渡航情報によれば、中国の治安当局は、ホテルの部屋からインターネットの利用まであらゆるものを監視することが可能であり、コンピューターなどの所持品が本人の同意なく調べられることもあるという。
「警備員は外国からの訪問者に目を光らせており、監視下に置かれる場合もある」と、渡航情報には書かれている。「中国政府を批判する電子メッセージを個人的に送信した米国市民が拘束され、国外退去の処分を受けた事例もある」
(翻訳:ガリレオ)
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