■一流の投資家に不可欠な「食材」とは

「株」の世界も、料理の世界と同じです。

「有益な情報」と「腕のある投資家」の組み合わせがあってはじめて、高い運用収益が実現できるのです。「有益な情報(インフォメーション)」と「不要な情報(ノイズ/雑音)」の違いを腕のある投資家はわかるものです。

もしあなたが一流の投資家であるならば、ノイズはスルーし、インフォメーションに出会えば、立ち止まって考え、その情報の有用性を精査するでしょう。

一流の投資家にはインフォメーションに気づき、ノイズは無視することができますが、二流の投資家はインフォメーションに気づかず、ノイズに翻弄されてしまうのです。

かつては、インフォメーションは機関投資家などプロの投資家に集中していましたが、いまや個人投資家でも有益な情報を得ることがたやすくなりました。情報の偏在はなくなってきました。スキルがあれば、個人投資家でも儲けられる時代になってきました。

みなさんも、ぜひ一流のシェフをめざして、腕を磨いてください。

一流の投資家は本を読む

私が、自分自身を「一流の投資家」であると胸を張って言えるようになったのは、「本を読んで、考える」ようになってからです。

私が資産運用の世界に入った頃、何をどう努力すれば一流の投資家になれるか、全くわかりませんでした。そこで、日本の証券アナリスト、アメリカの証券アナリスト(CFA)、ビジネススクール(MBA)と、次々と色々なものにチャレンジしました。

それでもまだ、自分の中の「何か足りないものがある」というモヤモヤは解消されませんでした。

そして最後にたどり着いたのが、「本を読んで、考える」ということでした。多くの本に出会ってからは、モヤモヤを感じなくなってきました。

本を読むことの最大のメリットは、何といっても「他人の成功や失敗から学ぶことができる」ということです。自分の成功や失敗から学ぶことも当然重要ですが、そのサンプルは自分ひとりだけです。それでは少な過ぎます。できるだけ多くのサンプルを集めるとなると、本を読むことが一番です。

ウォーレン・バフェットの片腕として知られるチャーリー・マンガーが、こんなことを言っています。

「貪欲に本を読まないで成功している投資家は、ひとりも知らない」

これに私は100%同意します。

(参考記事)株で儲けられない人の間違い 「一流の投資家」が絶対にやらないこと

こんな本は読んではいけない:4つのパターン
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