米ゲーム販売ゲームストップの株式が、8日の取引で40%超値を上げた。その他「ミーム株」(ネットの情報拡散で取引される銘柄)も上昇。ゲームストップ発のニュースが手掛かりになったほか、景気刺激策を受けて投資家が資金を株式市場に振り向けるとの観測を受けた。

ゲームストップの終値は41.2%高の194.50ドルと、2月1日以来の高値。ゲームストップは自社の電子商取引への移行を支援する新しい委員会のトップに、株主でペット用品オンライン販売・チューイーの共同創業者であるライアン・コーエン氏を選んだ。株価は一時53%高となった。

オンライン掲示板サービスのレディット内の株式取引フォーラム「ウォールストリートベッツ」などに集まる個人投資家に好まれるその他株式も上昇。一部のマーケットウォッチャーは、上院を通過済みで、米国民への1400ドル直接給付が含まれる1兆9000億ドルの新型コロナウイルス対策法案に言及した。

サスケハナ・フィナンシャル・グループのデリバティブ戦略部門共同責任者、クリストファー・マーフィー氏は「現金給付を受ければ、一部が株式市場に向かうとの考えがあるのではないか」と指摘。1月下旬のように、ミーム株にも資金が向かう可能性があるとの認識を示した。

レディット上で人気があるその他株式も上昇。映画館チェーン大手、AMCエンターテインメントが15.4%高、ステレオ・ヘッドフォン製造のコスが27.5%高、住宅ローンを手掛けるロケット・カンパニーズが3.0%高。

[ロイター]
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