スプートニクVは、ロシアが現在開発を進めている3種類の新型コロナウイルスワクチンのひとつだ。「エピワクコロナ」と呼ばれる第2の候補は、10月に予備的な承認を受けた。プーチンは11月21日、オンラインで開催されたG20首脳会議において、世界の首脳たちに向けて、自国だけでなくほかの国の人々にもロシアのワクチンを提供するつもりだと表明した。

「ロシアは、我が国の研究者が開発したワクチンを、必要とする国々に提供する用意がある」とプーチンは話した。「ヒトアデノウイルスベクターのプラットフォームにもとづいた、世界で最初に承認されたスプートニクVワクチンのことだ。第2のロシア製ワクチンとしては、ノボシビルスクの研究センターで開発されているエピワクコロナも用意している。第3のロシア製ワクチンも進行中だ」

ロシアは、3月に国内最初の感染者が報告されて以来、世界でも多い水準で感染者が確認されている。11月24日午後現在、陽性と確認された人はロシア全体で210万人を超え、死者は少なくとも3万6675人にのぼった。アメリカ、インド、ブラジル、フランスに次ぐ多さだ。

(翻訳:ガリレオ)

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