世界中のメディアが、ボルソナロは「(アマゾンという)地球の肺の癌だ」などと批判一色であるのに対して、ブラジル国内のメディアは煮え切らない。一方からは、森林火災に関する報道が足りないと批判され、もう一方からはセンセーショナルに扱い過ぎていると批判され、大統領の発言をそのまま報じるという「安全策」に流れているように見える。

とはいえ、環境保護活動を嘲笑するような態度を取ってきたボルソナロも、経済制裁を望む声や国内世論の批判が高まれば、対応せざるを得ないのではないかと、アストリーニは希望を抱く。「国際社会が騒がなければ、大統領は(森林火災を)気に留めることさえなかっただろう」と、彼は述べる。

「だが、真実を永久に隠し通すことは誰にもできない」

©2019 The Slate Group

<2019年9月10日号掲載>

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