[26日 ロイター] - 26日の米国株式市場で、AI(人工知能)のインフラ投資が債務に依存しているとの警戒感が強まる中、同関連株が上昇した。AI開発のアンソロピックが米国での新規株式公開(IPO)申請書類を公開したことが材料となった。
時価総額世界一の半導体大手エヌビディアの株価は3%近く上昇。マイクロソフトとアマゾンも、それぞれ1%近く上げた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合は一時、約320ポイント上昇。フィラデルフィア半導体指数は3%超上昇した。
アナリストらは、アンソロピックのような巨大AI専業企業が上場に成功すれば、半導体メーカーや関連インフラ企業など、急成長している同業界の一角に対する市場の評価の仕方が変わる可能性があると指摘している。また、投資家がAI関連の新たな投資先を組み入れようとポートフォリオの再配分を進めれば、一部の大手テクノロジー企業から資金が流出する可能性もある。
オールスプリング・グローバル・インベストメンツのマイケル・スミス氏は「結局のところ、現在AIに投資するということは、話題を集める有名銘柄の先にある機会を探すことだ」と指摘。「現在、AI分野における魅力的な投資機会は、拡大するインフラ上の懸念を効率的かつ迅速に解決できる中小企業にあるかもしれない」と述べた。