[カイロ 26日 ロイター] - エジプト議会は26日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けているサウジアラビアの自衛を支援するため、シシ大統領に「あらゆる必要な措置」を講じる権限を認めた。これにより、サウジとフーシ派の紛争にエジプトが直接的に関与する可能性が高まった。
シシ大統領は、サウジから支援要請があった場合にエジプト軍による支援を認めるよう議会に求めていた。ロイターが議会関係者から入手した議会声明によると、出席議員の少なくとも3分の2以上が賛成した。
サウジはエジプトにとって主要な政治・財政支援国で、これまでに数十億ドル規模の支援やエネルギー供給などを実施。エジプトはこれまでも、イランやイランが支援する勢力による湾岸諸国への攻撃をたびたび非難してきた。ただ、サウジ、トルコ、パキスタンの8月に締結した相互防衛協定「メッカ共同防衛協定」には参加しておらず、直接的な軍事行動にも公には加わっていない。
メッカ共同防衛協定を締結したサウジア、トルコ、パキスタンの高官はこの日、イランの首都テヘランでイラン指導部との会合を開いている。