[26日 ロイター] - 人工知能(AI)開発の米アンソロピックは26日、米国での新規株式公開(IPO)申請書類を公開した。テクノロジーと金融業界の大手企業に支えられ、同社は相次ぐ資金調達ラウンドを通じて評価額を急上昇させてきた。
同社を支える主要な投資家は以下の通り。
投資家 詳細
アマゾン アンソロピックに少なくとも130億ドルを投じており、4月にはさらに最大20
0億ドルを投資することで合意。アンソロピックも、アマゾンのクラウドサービス
に10年間で1000億ドル超を支出することを確約した。
アルファベット傘下のグーグル グーグルはアンソロピックに最大400億ドルを拠出することを確約しており、こ
れには4月に発表された当初の100億ドルの投資が含まれる。この提携により、
アンソロピックはクラウドインフラと、対話型AI「クロード」モデルの訓練・運
用に使われるグーグルのAIチップへのアクセス権を得る。
スパーク・キャピタル 2023年5月、アンソロピックの4億5000万ドル規模のシリーズCラウンド
を主導し、ゼネラルパートナーのヤスミン・ラザビ氏を通じて取締役会の代表権を
得た。
ライトスピード・ベンチャー・パートナー 25年3月、35億ドル規模のシリーズEラウンドを主導。同年9月、評価額18
ズ 30億ドルでの130億ドル規模のシリーズFラウンドを共同主導した。
フィデリティ・マネジメント・アンド・リ シリーズEに参加し、評価額1830億ドルでの130億ドル規模のシリーズFラ
サーチ ウンドを共同主導した。同社の他の投資先にはデータブリックスやコアウィーブが
ある。
セコイア・キャピタル シリーズGラウンドの有力投資家であり、評価額9650億ドルで実施された65
0億ドル規模のシリーズHラウンドではリード投資家の一角となった。
アルティメーター・キャピタル 25年9月の130億ドルの資金調達に投資し、評価額9650億ドルで実施され
た650億ドルのシリーズHラウンドではリード投資家の一社となった。
ヤーン・タリン氏 マイクロソフトのインターネット電話サービス「スカイプ」の共同創業者。21年
に実施されたアンソロピック初の機関投資家からの資金調達となった1億2400
万ドルのシリーズAラウンドを主導した。オープンソースAIの新興企業ザイフラ
やレインAIにも出資している。
エリック・シュミット氏 グーグルの元最高経営責任者(CEO)。個人的にアンソロピックを支援しており
、同社で最も著名な個人投資家の一人。メタ・プラットフォームズの元チーフAI
サイエンティスト、ヤン・ルカン氏が率いるアドバンスト・マシン・インテリジェ
ンスにも出資している。
メンロ・ベンチャーズ 評価額615億ドルでの35億ドル規模のシリーズEラウンドを含む、主要な後期
段階の資金調達に参加した。