John Revill

[チューリヒ 18日 ロイター] - スイスの食品大手ネスレは18日、同社のロシア事業が接収されたことを受け、自社の権利を守るためあらゆる選択肢を検討していると発表した。

「ネスレは全てのステークホルダー、とりわけ従業員の利益のため、自社の権利を保護し、事業運営の継続を確保するために必要なあらゆる措置を講じる」と表明。どのような措置を検討しているかについては触れていない。

同社はロシアに6つの工場を持ち、コーヒー、ペットケア製品、乳児用粉ミルクを生産。直近で公表された2021年の決算によると、ロシアで約20億スイスフラン(24億ドル)の売上高を計上し、同国には約7000人の従業員を擁している。

ネスレは、食品メーカーとして生活必需品を供給していることを理由に、ロシアでの事業継続を正当化している。

ケプラー・シュブルーのアナリスト、ジョン・コックス氏は「ネスレはこれらの資産を失うことになる可能性があり、いかなる補償でも埋め合わせできないだろう」と述べた。

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