[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続伸し、前営業日比882円70銭高の6万5018円95銭で取引を終えた。日銀が金融政策決定会合で利上げした後の後場に前営業日比1300円32銭高の6万5436円57銭まで上昇、終値でも6万5000円を回復した。イベント通過による安心感が広がった上、為替が円安に進んだことを好感した。ただ、5連休控えで見送り気分が強く、大引けにかけこう着状態となった。

日米の利上げというビッグイベントを通過して安心感が広がったほか、外為市場でドル/円相場が円安に振れたことが好感された。だが、買われたのは半導体関連が中心で、全体的には値下がり銘柄が多く、日経平均が大幅高となる一方でTOPIXは反落するなど、両指数は対照的な動きとなった。

こうした動きについて「これまで売られていた半導体関連、買われていた主力株の一角で手じまいの動きがともに活発化した。指数寄与度が高い半導体株の影響で両指数の動きにかい離が生じた」(国内証券ストラテジスト)との指摘がある。

全体としては、大引け後の植田日銀総裁の会見を見極めたいとの見方も加わり、会合直後の後場寄り付きに急伸した後は小動きに終始した。

野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏は「5連休前とあって模様眺め。手じまいが商いの中心になった様子だ。大きな流れは変わっていないが、今後は日米金融当局が次回も利上げをするか否かのスタンスをめぐり相場が動くことになりそうだ」と述べた。

TOPIXは0.07%安の4091.14ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.06%安の2110.6ポイントだった。プライム市場の売買代金は10兆3969億9900万円だった。

東証33業種では、値上がりは機械や空運、パルプ・紙など17業種、値下がりは保険や銀行、水産・農林など16業種だった。

個別では、ソフトバンクグループがしっかり。半導体関連株ではキオクシアホールディングス、アドバンテストなどが高い。半面、トヨタ自動車が小安いほか、伊藤忠商事、三菱UFJフィナンシャル・グループなども軟調に推移した。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.49%高(19.63ポイント高)の808.98ポイントと上昇した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが511銘柄(32%)、値下がりは1003銘柄(64%)、変わらずは40銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 65018.95 882.7 64681.55 64,403.85─65,436.57

TOPIX 4091.14 -3.05 4107.48 4,067.57─4,107.72

プライム指数 2110.60 -1.32 2118.49 2,098.42─2,118.49

スタンダード指数 1721.07 6.95 1719.26 1,714.00─1,723.99

グロース指数 1031.54 23.19 1011.83 1,007.09─1,032.84

グロース250指数 808.98 19.63 792.36 788.05─810.05

東証出来高(万株) 286228 東証売買代金( 103969.99

億円)

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