[17日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカーのルーシッド・グループと、エストニアの配車サービス新興企業ボルトは17日、欧州全域における自動運転車(ロボタクシー)事業の展開で提携すると発表した。

ボルトは2035年までに自動運転車両の保有台数を10万台へ拡大することを目指す広範な取り組みの一環として、欧州の主要都市にルーシッドの高度自動運転車2万5000台を導入する計画だ。

車両はルーシッドが今後投入する新型EV専用プラットフォームをベースにし、米半導体大手エヌビディアの自動運転アーキテクチャー「ハイペリオン」を採用する。

両社は米自動車技術会(SAE)レベル4の自動運転対応した車両プラットフォームを共同開発する。これは一定の運用条件およびエリア内で運転者の介入なしに走行できる水準を意味する。

ボルトの自動運転部門は車両、ソフトウエア、安全性および乗客体験に関する要件策定を支援するとともに、本格展開に必要な車両インフラ、運用体制、各都市との提携構築も担う。

この提携は特に欧州でロボタクシーの開発が試験的導入から商用展開に移行しつつあることを反映している。各社の規模拡大競争は激しくなっている。米ウーバー・テクノロジーズ、クロアチアのヴェルヌ、中国の小馬智行(ポニー・エーアイ)は共同で8月、クロアチアの首都ザグレブでロボタクシー事業を開始した。米アルファベット傘下のウェイモは27年終盤にドイツで予定している運行開始に先立ち、南部ミュンヘンで試験走行を行っている。

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