[ジュネーブ 17日 ロイター] - 国際移住機関(IOM)は17日、海路で欧州に到着する移民・難民が今年に入って約4割減少した一方で、渡航の危険性は高まっていると明らかにした。渡航は多くの場合、リビア沿岸から航海に適さない過密状態のボートで行われている。

IOMのデータによると、今年これまでの海路到着者は約6万人で、前年同期の約9万8000人から39%減少。一方、死亡または行方不明者は少なくとも2292人と前年同期の1999人を上回った。ほかにも記録されていない事例が多数あるとみられている。

到着者が減少する中でも、国境政策の厳格化を求める右派政党の圧力は強まっており、欧州連合(EU)は6月、移民の域外送還を可能にする新たな規則で合意した。

IOMは、合法的な経路で欧州に入る機会の拡充と、移民ルート上のリスク軽減に向けた措置を求めた。

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