[東京 18日 ロイター] - 総務省が18日発表した8月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年比1.7%上昇と、7月の1.8%からプラス幅が縮小した。電気・ガス補助金の影響でエネルギーがマイナスに転じたほか、コメ価格の下落も影響した。 伸び率はロイターがまとめた民間予測(1.8%上昇)をやや下回った。

総合指数は前年比1.9%上昇。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数(コアコアCPI)も1.9%上昇。どちらも前月から伸びが横ばいだった。

生鮮食品を除く食料は2.7%上昇と伸びが鈍化し、指数を押し下げた。コメ類は前年比15.7%と21年4カ月ぶりの大幅なマイナス。 宿泊料も1.4%下落した。

エネルギーは前年比0.7%下落した。7月は同0.6%上昇していたがマイナスに転じた。電気・ガス補助金の再開で電気代が前年比2.4%下落したのが主な要因。ガス代は市況上昇が補助金効果を相殺し、0.8%下落にとどまった。エネルギー全体では補助金など制度要因が0.62ポイントのマイナス寄与だと試算している。

総合指数は60カ月連続で上昇。押し上げに寄与した主な項目では、緑茶が31.5%と比較可能な1971年以降で最大の上昇幅だったほか、まぐろが24.4%、キャベツが45.0%とそれぞれ大幅に上昇した。

携帯電話機(スマートフォン)も10.2%上昇した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。