[ワシントン/モスクワ/キーウ 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、ウィットコフ特使と自身の娘婿ジャレッド・クシュナー氏がロシアとウクライナを訪問し、戦争終結に向けた提案を提示すると明らかにした。
トランプ大統領は記者団に対し、「われわれには平和のためのアイデアがある」と述べた上で、ウィットコフ氏とクシュナー氏について「2人の優秀な交渉者を、われわれが何を実現できるかを見極めるため派遣した。実現できる可能性は十分ある」と語った。
これに先立ち、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウィットコフ氏とクシュナー氏がロシアの首都モスクワを訪問した後、6日にウクライナを訪問すると明らかにしていた。ゼレンスキー大統領は、両氏のモスクワ訪問中、ウクライナはロシア領空の安全を保証すると表明。また、両氏のウクライナ訪問中はロシアもウクライナへの攻撃を停止するよう求めていた。
ウィットコフ氏とクシュナー氏の訪問については、米ニュースサイトのアクシオスがこの日に米当局者の話として報道。アクシオスによると、両氏は4日に出発し、5日にモスクワでロシアのプーチン大統領と会談し、6日にキーウでゼレンスキー大統領と会談する。
ロシアのタス通信も情報筋の話として、ウィットコフ氏とクシュナー氏が5-6日にロシアとウクライナを訪問する見通しと報じていた。
ウィトコフ、クシュナー両氏が最後にモスクワを訪問したのは1月で、その際はプーチン大統領と4時間にわたり会談した。ロシアとウクライナは2月に米国の立ち合いで高官協議を実施。その後、米国がイスラエルとともにイランへの攻撃を実施して以降、ウクライナ和平に向けた取り組みは停滞していた。