Lewis Jackson Yantoultra Ngui Melanie Burton
[北京/シンガポール/メルボルン 4日 ロイター] - 鉄鋼世界最大手の中国宝武鋼鉄集団が、鉱業大手BHPから西オーストラリア州のジンブルバー鉄鉱石鉱山の少数権益を取得することを検討していることが関係者の話で分かった。
ジンブルバー鉱山は、BHPが85%の権益を保有し、あとは伊藤忠商事と三井物産が保有する。
関係者によると、中国宝武はBHPから15─25%の権益取得を検討している。予想される評価額、その他の詳細については明らかにしなかった。
決定は下されておらず、取引につながるかは不明。
同鉱山は2026年度にBHP向けに約6250万トンの鉄鉱石を生産。BHPの鉄鉱石生産量の約4分の1を占めた。
中国宝武は以前にもオーストラリアの鉱業会社と提携したことがある。22年に西オーストラリア州ピルバラ地域の鉄鉱石鉱山開発契約をリオ・ティントと結んだ。
オーストラリアはかつて中国企業の主要な投資先だったが、豪政府が国家安全保障上の懸念を強め、リチウムやレアアース(希土類)分野で中国企業による買収を阻止しており、投資は減少傾向にある。