[上海 4日 ロイター] - 中国株式市場は小幅下落し、週間でもマイナスとなった。人工知能(AI)関連株の上昇の勢いが鈍化し、米国債利回りの上昇懸念が世界的な株価の重しとなった。
主要指数のCSI300指数は0.1%安、上海総合指数は0.3%小幅安。
香港のハンセン指数は1.7%上昇した。
週間ではCSI300指数が1.3%下落、ハンセン指数は0.3%上昇した。
市場参加者によると、AIサプライチェーン関連銘柄への投資家心理は世界的に冷え込み、資金は伝統的な一部セクターに向かった。
上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」50指数は2.1%安、週間では5.1%下落した。CSI人工知能指数は1.6%安。
生活必需品株は2.7%上昇し、中国の白酒最大手、貴州茅台酒は2.4%高。CSI金融指数は0.8%上昇した。
モルガン・スタンレーのアナリストはリポートで、米国債利回り上昇への懸念と国内マクロ指標の低調を背景に、今週の中国本土A株の地合いは軟調だったと指摘。成長見通しの鈍化、流動性の引き締まり、資金フローの環境悪化、規制面の不透明感の高まりを反映し、中国株価指数の目標を引き下げたと明らかにした。
香港株は、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が、次のインフレ指標が物価圧力の一段の緩和を示せば、今月の米中央銀行の政策会合で金利据え置きを支持する意向を示したことを受けて上昇した。
香港上場のハイテク主力株は2カ月ぶり安値から反発し2.3%高。アリババは2.4%上昇した。
スマートフォンから電気自動車(EV)まで手掛ける中国の小米科技(シャオミ)は、ドイツの自動車ディーラーとの提携を受けて3.6%上昇した。