[3日 ロイター] - 米住宅金融公社フレディマックが3日発表した今週の30年固定住宅ローン金利は、平均6.71%と前週の6.66%から上昇し、昨年7月以来の高水準に達した。中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー価格の高騰がインフレを押し上げる中、住宅の購入しやすさ(アフォーダビリティー)の問題に既に苦しむ家計にとって、新たな痛手となる。
住宅ローン金利は米国債利回りに連動する。米債利回りはここ数週間、政府の借り入れが債務返済能力を上回るペースで膨らんでいるとの懸念や、人工知能(AI)関連インフラを構築する企業の資金調達競争、米国とイランの対立が物価上昇圧力を悪化させるとの警戒感などから上昇している。
ただ、3日の米10年債利回りは低下した。連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が、今後発表される経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、15─16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する考えを示したことを受けた。