Vladimir Soldatkin

[ウラジオストク(ロシア) 3日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は3日、拡大傾向が顕著になっている財政赤字について、ロシア経済の「深刻な」リスクにはならず、管理は可能との認識を示した。極東ウラジオストクで開催されている国際​経済会議「東方経済フォーラム」で「ロシアの債務は世界で最も低い水準にあり、深刻な問題には当たらない」と発言した。

ロシアの2026年1─7月の財政赤字は前年同期比40%拡大。財政赤字の国内総生産(GDP)比は2.8%と、26年の公式目標である1.6%を大きく上回っている。

約4年半に及ぶウクライナとの戦闘に要する費用は増大している。25年は経済が減速し、政府は増税や債務の拡大を余儀なくされている。ウクライナはロシア領内の製油所や民間倉庫に対するドローン(無人機)攻撃を強化。ロシアは燃料不足に陥り、インフレの加速や中小企業の疲弊が目立っている。

ロシア中央銀行は今月11日に理事会を開催する。企業側は経済を成長軌道に戻すため、現在14.00%の政策金利を12%未満に引き下げるよう求めている。ロイターが今週まとめた調査によると、アナリストらは政策金利の据え置きを見込んでいる。

プーチン氏は、経済が冷え込み過ぎないことは重要だとする一方で、現在の金融政策は過度に引き締められていないと主張。政府が企業支援のための複数の融資プログラムを策定していると言及した。

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