Michael S. Derby Howard Schneider
[ワシントン 3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は3日、今後発表される経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、15─16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する考えを示した。
ウォラー氏は、ロイター主催イベント「ロイターネクスト」で、「適切な政策スタンスに関する自分自身の判断は、8月のインフレ動向から得られる情報に大きく左右される」とし、「(インフレ率が)2%目標に向けて進展し続けていることが確認できれば、政策金利を現行水準に据え置くことを支持する用意がある」と語った。
同時に、利上げの可能性も依然としてあると指摘。「インフレ指標が予想以上に強い内容になれば(今月のFOMCで)利上げを検討する」と述べた。
現在3.50─3.75%のフェデラルファンド(FF)金利誘導目標については、「総需要を抑制する効果は限定的にとどまっている」とし、「インフレが多少加速するだけでも、一段と引き締め的な政策を支持する方向に傾く可能性がある」と指摘。同時に、インフレ率は目標を「かなり上回っている」としながらも、「目標達成に向けて緩やかながらも着実な改善が続いている」との認識を示した。