Vladimir Soldatkin

[ウラジオストク(ロシア) 3日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は3日、ウクライナ戦争終結に向けた和平合意の可能性はあると述べたものの、ウクライナによる船舶攻撃やロシア領空が安全でないとする主張で、協議再開は一段と困難になったとの認識を示した。極東ウラジオストクで開催されている国際経済会議「東方経済フォーラム」で司会者の質問に対し述べた。

プーチン氏は、米国や中国を含む多くの国が和平合意を支援する用意があると述べた。「この問題は最終的には紛争当事国であるロシアとウクライナによって解決される必要がある」とした上で、「合意に向けて貢献しようとしている全ての人々に感謝している。チャンスはあるか。私の見解では、イエスだ」と述べた。

ただし、ウクライナによる民間商船への攻撃や「報じられている民間航空機への攻撃の脅威」は「国家テロ行為」であり、「二国間の和平協議の先行きを複雑にしている」と指摘した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、同国のドローン(無人機)の展開によってロシア領空は事実上閉鎖されていると主張。シビハ外相は2日、国際民間航空機関(ICAO)に対し、ロシア領空は安全ではないとして閉鎖を正式に通知したと明らかにした。

プーチン氏は、ウクライナ和平の仲介を模索しているトランプ米政権とは意思疎通を続けていると説明。

「米国との全面的な関係修復を志向している。しかし、これはわれわれだけで決まるものではなく、米国次第だ。私が理解し、感じ、観察している限りでは、トランプ氏は前向きで建設的な関与にコミットしている」と述べた。

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