Alasdair Pal

[シドニー 3日 ロイター] - 中国政府は太平洋で実施したミサイル発射試験を巡り、パラオが「騒ぎ立てている」と非難した。太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議の議長国パラオが3日、中国の発射試験を非難するよう加盟国に呼びかけたことを受けた。

パラオのウィップス大統領は、同日閉幕する首脳会議の共同声明に、この問題が盛り込まれることに期待を示した。パラオは台湾と正式な外交関係を持つ太平洋島しょ国3カ国の一つ。

同氏は記者会見で「きょう協議する重要課題であることは間違いない。中国に主権と透明性を尊重させ、責任あるパートナーとして行動させるには、太平洋諸国が足並みをそろえて声を上げることが極めて重要だ」と訴えた。「われわれの裏庭であり、故郷でもあるこの地域が脅かされ、軽視されることは望まない」と語った。

中国は7月、太平洋で弾道ミサイル発射試験を行った。試験は安全に実施されたとした。中国外務省はこの見解を改めて示し、軍事的拡張を行ったことはないと表明した。

郭嘉昆報道官は定例記者会見で「パラオが繰り返し騒ぎ立て、PIFの他の加盟国の立場を操ろうとするのは悪意に満ちており、成功することはない」と述べた。「南太平洋諸国と協力し、地域の平和、安定、繁栄の維持に貢献する用意がある」と語った。

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