[ベルリン 3日 ロイター] - 独キール世界経済研究所(IfW)は3日、ドイツ経済は景気低迷の底を脱して勢いを取り戻しつつある兆しが強まっているとして、2026年の国内総生産(GDP)成長率予想を従来の0.8%から1.3%に上方修正した。

地政学的な逆風にもかかわらず、経済活動が目に見えて加速し、企業景況感も改善していると指摘した。

ただ、景気回復は依然不安定だと警告した。イラン戦争によるリスクに加え、財政刺激策の効果が今後数年で薄れるとの見方を示した。

27年の成長率予想は1.0%に据え置いた。28年は0.5%にとどまると見込む。

IfWは近年のドイツ経済の低迷は主に構造的要因によるもので、今後も経済活動の重荷になると指摘した。

輸出は過去数年の大幅な落ち込みから増加に転じる見通しだが、競争力の低下により世界市場でのシェアはさらに縮小する可能性が高いとした。

ドイツが事業拠点として抱える課題を踏まえると、民間投資は引き続き低調に推移するとの見通しも示した。

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