[東京 3日 ロイター] - 片山さつき財務相は3日夕、官邸を訪れ高市早苗首相に20カ国・地域(G20)財務相・中銀総裁会議についての報告を行った。会談後、記者団の取材に応じた片山財務相は、国際会議や会談の場で他国から日本の財政政策などについて「特に注文はなかった」と説明。ベセント米財務長官とのやり取りに関しては、これまでいろいろな議論をしているが、何々を絶対にするな、といった言われ方はされていないという。
ベセント米財務長官が日本の当局者らとの会談を通じて、日本側に「リフレ(政策)をやめるべきだ」と伝えたと表明したことに関する質問に対し、片山財務相は「この1年近く、ベセント長官といろいろな議論をしているが、何々を絶対にするとか、するなみたいな言われ方をしたことはないので、少し違和感がある」と答えた。
首相との間で、財務相会合でドル/円相場も含む金融市場の安定が世界にとっても非常に重要と認識され合意があり、協調介入も含めた政策に理解が得られたことは非常によかった、という話になったという。
片山氏はさらに「いつも緊張感をもって、協調介入をした瞬間から同じ姿勢で臨んでいる。それは首相の意思でもある」と話した。