[クアラルンプール 3日 ロイター] - マレーシア中央銀行は3日、堅調な経済成長と緩やかなインフレを背景に、翌日物政策金利を7会合連続で2.75%に据え置いた。
ロイターが調査したエコノミスト31人のうち29人が据え置きを予想していた。
中銀が最後に利下げしたのは2025年7月で、0.25%の利下げだった。
マレーシア経済は今年、域内の大半の国を上回るペースで成長しており、中銀は今年の成長率が政府予想(4─5%)の上限の5%程度と予想している。第2・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6%増だった。
中銀は声明で、強固なファンダメンタルズにより2027年も底堅い成長が続くと予想されるとし、特にハイテク関連製品に対する底堅い輸出需要や持続的な観光客の支出が成長をけん引すると指摘した。
「労働市場の安定と継続的な投資活動が引き続き内需を下支えする」としたが、見通しには中東紛争の長期化やコモディティー生産の減少による下振れリスクがあると指摘。
現在の金融政策が「継続的な物価安定と持続可能な経済成長の見通しに整合している」と判断しており、コスト圧力や内需の状況を引き続き注視していくと述べた。