東京株式市場で日経平均は4日続落し、前営業日比0.17%(111円16銭)安の6万4214円48銭で取引を終えた。米株高の流れから反発してスタートしたものの、金利先高観が強いことが重しとなったほか、円高も警戒され後場に入り下げ幅を広げる場面もあった。一時は前営業日比0.86%(552円84銭)安の6万3772円80銭まで下落し8月4日以来1カ月ぶりに6万4000円を割り込んだが、TOPIXは終始堅調な展開だった。

日米ともに金利上昇への警戒感が台頭しているほか、円高も気にされており、これら環境面の不透明感が株価を重くしている。3日には米ISM非製造業景気指数が、4日には米雇用統計の発表を予定しているため、様子見ムードが広がった。

さらに、月内は金利動向を左右する米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀政策決定会合を控えているほか、需給面ではメジャーSQ(特別清算指数)算出が近づくなど、しばらく身動きが取りにくい状況とする関係者が多い。

一方、AI(人工知能)・半導体関連株は、下がれば買うという動きがみられる。また、金利上昇や月末の配当取りを意識した銘柄が買われるなど、物色面で方向性が出てきた。

市場では「9月はアノマリーでは下げやすい時期となるうえ、FOMCなどビッグイベントを控えている。金利上昇、円安など環境面は厳しい一方で、需給面では9月中間配当を取る動きも出そうで、強弱感が対立し、当面は動きづらい状況が続きそうだ」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.5%高の4102.04ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.5%高の2115.54ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆5770億0900万円だった。

東証33業種では、値上がりは海運や鉱業、保険など16業種、値下がりはその他製品や精密機器、医薬品など17業種。

個別では、ファーストリテイリングが大幅安。アドバンテストはさえないものの、キオクシアHDがしっかりなどAI・半導体関連株は高安まちまち。一方、日本製鉄、みずほフィナンシャルグループ、NTTなどが年初来高値を更新した。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が下落し、0.18%安(1.39ポイント安)の776.09ポイントだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが805銘柄(51%)、値下がりは685銘柄(44%)、変わらずは65銘柄(4%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 64214.4 -111.16 64724.81 63,772.80─64,724.81

8

TOPIX 4102.04 20.44 4109.67 4,089.89─4,131.17

プライム指数 2115.54 10.58 2118.82 2,109.45─2,130.49

スタンダード指数 1698.96 -4.8 1706.71 1,696.53─1,706.71

グロース指数 993.89 -1.01 997.89 988.20─1,001.42

グロース250指数 776.09 -1.39 779.86 771.13─782.57

東証出来高(万株) 218832 東証売買代金(億円 75770.09

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