ドナルド・トゥスクEU大統領は最近、残留を望むイギリス国民を強く支持する姿勢を鮮明にした。
「もしイギリスがブレグジット路線を考え直したいと言うのなら、私たちは長期間の期限延長を受け入れるべきだ」と、トゥスクは欧州理事会で述べた。「離脱中止を求める署名をした600万人、再度の国民投票を求めてデモ行進した100万人を見捨てるわけにはいかない。今では過半数のイギリス国民がEU残留を望んでいる」
これまでずっと「合意なき離脱」の可能性をちらつかせて離脱協定案への賛同を呼び掛けてきたメイは、ここにきて前言を翻し、合意なき離脱を回避する意向を口にし始めた。
ブレグジットをめぐるドラマには、まだひと山もふた山もありそうだ。
<本誌2019年04月09日号掲載>

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