[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国株式市場は4営業日ぶりに反発して取引を終えた。最近のリスク回避の動きの中で売られ過ぎとみられる銘柄やセクターに買いが入った。
主要3株価指数はいずれも上昇し、小型株中心のラッセル2000が大型株を上回るパフォーマンスとなった。
セクター別では、航空、金・銀鉱山、地方銀行が上昇をけん引した。一方、ソフトウエア・サービスはさえなかった。
半導体大手ブロードコムの決算発表を引け後に控え、フィラデルフィア半導体指数はプラス圏で終了。エヌビディアが3.2%上昇したほか、マイクロンが2.4%高、クアルコムが2.0%高となった。
ファウンダーズ100ETFのローレン・キャシディ最高投資責任者(CIO)は「戦争は誰もが望んでいた以上に長引いているが、終結すればエネルギー価格は落ち着き、インフレもさほど大きな問題ではなくなるだろう」と指摘。「同時に、人工知能(AI)の導入加速に後押しされた素晴らしいファンダメンタルズにより、直近の決算シーズンは記録的な内容だった」とし、「AI導入はまだごく初期段階にあり、まさに加速し始めたところだ。ここから飛躍的な成長が見込まれる」と述べた。
S&P総合500種の主要11業種では素材が上昇率トップだった一方、不動産が唯一マイナス圏で引けた。
個別銘柄ではデル・テクノロジーズが15.8%急伸。通期の売上高と利益の見通しを引き上げたことを好感した。
ウイスキー「ジャック・ダニエル」製造元のブラウン・フォアマンは四半期利益が市場予想を上回り、3.9%高となった。
配車大手ウーバー・テクノロジーズは従業員の約10%を削減すると発表したことを受けて1.6%上昇した。
一方、インフレや政府債務膨張への懸念に加え、中東情勢の緊迫化がエネルギー価格を押し上げる中、世界的な債券売りは続き、株価の上値を抑制した。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.78対1の比率で上回った。ナスダックでも1.85対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は147億5000万株。直近20営業日の平均は151億9000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 53061 +295 +0.5 52829 53227 52829
.95 .07 6 .58 .50 .58
前営業日終値 52766
.88
ナスダック総合 26217 +118 +0.4 26094 26245 26062
.83 .05 5 .00 .04 .68
前営業日終値 26099
.77
S&P総合500種 7666. +35. +0.4 7634. 7681. 7633.
60 13 6 58 19 62
前営業日終値 7631.
47
ダウ輸送株20種 20713 -53. -0.2
.48 88 6
ダウ公共株15種 1075. +2.9 +0.2
48 7 8
フィラデルフィア半導体 11339 +50. +0.4
.25 64 5
VIX指数 15.20 -1.1 -6.9
4 8
S&P一般消費財 1887. +3.5 +0.1
92 4 9
S&P素材 664.6 +10. +1.5
9 02 3
S&P工業 1459. +0.2 +0.0
53 4 2
S&P主要消費財 937.4 +1.8 +0.1
7 2 9
S&P金融 957.2 +7.4 +0.7
9 0 8
S&P不動産 278.3 -2.2 -0.7
5 1 9
S&Pエネルギー 989.9 +3.2 +0.3
6 3 3
S&Pヘルスケア 2013. +15. +0.7
16 69 9
S&P通信サービス 453.8 +5.2 +1.1
1 2 6
S&P情報技術 6912. +22. +0.3
29 63 3
S&P公益事業 431.3 +0.8 +0.1
0 2 9
NYSE出来高 12.31
億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 6475 + 大阪比
5 405
シカゴ日経先物9月限 円建て 6473 + 大阪比
5 385