Jaspreet Singh

[3日 ロイター] - 米写真共有アプリ「スナップ」を運営するスナップが3日発表した2026年第2・四半期決算は、売上高が前年同期比約19%増の16億ドルとなり、LSEGがまとめた市場予想の15億4000万ドルを上回った。サッカーのワールドカップ(W杯)開催に伴う広告需要の増加や、北米の大手広告主による広告出稿の拡大が寄与した。この発表を受け、株価は時間外取引で一時約13%上昇した。

スナップは購入や申し込みなど利用者の行動を促す「ダイレクトレスポンス広告」に注力するほか、人工知能(AI)を活用した入札や予算配分、利用者ターゲティングの自動化機能を広告プラットフォームに導入し、競争力の強化を進めている。

エバン・スピーゲル最高経営責任者(CEO)は「広告商品の改善と営業戦略の見直しを数四半期にわたり進めた結果、北米の大手広告主との取引が勢いを増した」と説明した上で、「W杯関連の広告支出が四半期業績に貢献したほか、中小企業向け広告需要も引き続き堅調だった」と述べた。

もっともフェイスブックやインスタグラムを運営するメタなど大手競合との競争は激しく、スナップ株は年初来では約37%下落している。

第2・四半期の1日当たりアクティブ利用者数(DAU)は前年同期比約5%増の4億9300万人で、増加率は前2四半期と同水準だった。地域別では北米が約7%減、欧州が約2%減となった。

第3・四半期の売上高見通しは17億-17億4000万ドル。レンジの中間値は市場予想の17億ドルをやや上回った。調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は3億-3億5000万ドルを見込み、市場予想の3億2990万ドルとおおむね一致した。

同社はまた、事業に重大な影響を及ぼす可能性がある法規制環境の変化を注視していると説明した。拡張現実(AR)対応スマートグラス「スペックス」については、9月16日に米ロサンゼルスで開催する発表イベントで詳細を公表する予定。スナップは6月、この製品を2195ドルで一般消費者向けに発表している。

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