[3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が公表した最新の銀行融資担当者調査(SLOOS)によると、2026年第2・四半期の商工業向け融資(C&Iローン)の貸出基準は「おおむね横ばい」だった。一方で大企業および中堅企業からの資金需要は強まった。

FRBの分析では、家計向け融資に貸出基準の動向にばらつきが見られ、住宅向け融資の需要は弱まった。クレジットカード向け融資は需要がおおむね安定する中で貸出基準が厳格化された。自動車ローンやその他の消費者向け融資の基準は据え置かれたが、自動車ローン需要は低下した。

また中小企業の資金需要については、回答した全ての銀行でほぼ変化がなかったとしている。

今回は、商工業向け融資を除く全ての融資分野で、貸出基準が過去の変動レンジの中でも厳しい水準にあることが示された。商工業向け融資については、2005年以降のレンジの中央値よりも緩和的な水準にあるという。

この調査結果は、企業が依然として高いインフレ圧力に直面する一方、米経済は堅調な成長を維持し、雇用市場も安定している状況を反映している。

FRBは物価上昇率を目標の2%へ引き下げるため、追加利上げの必要性を検討している。

ただ先週の連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の誘導目標を3.5-3.75%に据え置くことを決定し、ウォーシュ議長は今後の金融政策の方向性について明確な指針を示さなかった。

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