[3日 ロイター] - 元ウクライナ軍総司令官のザルジニー駐英大使は、憲法に明記された目標である北大西洋条約機構(NATO)への加盟について、実現の見込みはないと述べた。現地メディア「エウロペイスカ・プラウダ」が3日報じた。

それによると、ザルジニー氏はウクライナの大使らの会合で、同国はNATO加盟に必要な軍事基準を全く満たしていないと語った。

「私はNATOを本当によく知っている。約12年間、NATOの基準を満たすために個人的に取り組んできた。そして毎年、もうすぐNATOに加盟できるという話を聞かされてきた」とした上で、「残念ながら、われわれが実際に加盟することは決してないだろう」と述べた。

同氏はさらに「ウクライナ軍の現在の発展レベルで、第2次世界大戦のドクトリンに導かれた組織に加盟することは不可能だ」と指摘。ウクライナには「ミサイル防衛や宇宙関連能力など、NATO加盟国で既に運用されている技術が必要だ」と述べたという。

ウクライナは、NATOと欧州連合(EU)への加盟を戦略目標として憲法に明記している。ただ、現時点では全加盟国からNATOへの受け入れを歓迎される状況にはないと認めている。

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