Miho Uranaka

[東京 3日 ロイター] - オリックスは3日、航空機リース子会社を通じ、英国の航空機部品再利用会社エアフィンの全株式を取得すると発表した。広報によると、企業価値(EV)は約1000億円。必要な許認可を経て、2026年中の買収完了を目指す。今回の買収により、航空機部品やエンジンを再利用する整備・部品供給事業に新たに参入する。

エアフィンは2010年設立で、航空機やエンジン、部品の売買やリース、修理を手掛ける。世界600社超の顧客基盤を持ち、航空機の取得から解体、部品供給まで一貫して担う体制を強みとする。

オリックスは1978年に航空機リース事業へ参入し、現在は約230機を保有・管理。自社で保有する機体に加え、国内外の投資家やファンド向けに航空機の取得から運航・整備の状況管理、再貸し出し・売却までを一括して担う資産運用サービスを提供している。今回の買収により、部品の再利用を含めて航空機の資産価値最大化の提案が可能となる。

オリックスによると、航空需要の回復が続く一方、新造機や交換部品の供給不足を背景に、退役機から再利用可能な部品を供給するアフターマーケット事業の重要性は高まっているという。

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